前回まではDMX機器のスタートアドレスと、DMXケーブルについて
簡単ですが、ご説明してきました。
それを踏まえて、今回はDMXを使って簡易システムを組んでみます
と、その前に..
そもそもDMXってなに??
DMXは
LEDライトだったり、ムービングヘッド、スモークマシンなど、
DMX対応の演出照明機器を一括操作する為の規格。
最大512chのデジタル信号を1本のケーブルで伝送。
512chのそれぞれを、0〜255の値で制御することができます。
DMXコンソールや、DMXソフトウェアを使用することが出来て
様々なバリエーションの演出を、
正確に、綺麗に、そして簡単に操作することが可能になります
現在の舞台照明の演出には絶対に欠かせないもの
それがDMXです。
ではDMXシステムを組んでみましょう
DMXの接続方法
DMXを正しく動作させるには各灯体のDMXスタートアドレスを正しく設定する必要があります。
DMX対応の照明機器の場合、灯体には必ずDMXチャンネルが決められています。
(チャンネル数は灯体・モデルによって違います。)
例えば..
これらのLEDライトとスモークマシンで最小システムをつくってみます。
①灯体をステージにレイアウト
灯体にはDMXの「IN / OUT」の差し込み口がありますので、
DMXケーブルで繋ぎます。
レイアウトに沿って灯体から灯体へと、順番は気にせずに、
いちばん近いルートで繋いでいきます。
②灯体のスタートアドレスを設定
レイアウトとDMXケーブルの接続が出来たら、
次に、コンソールの何番目フェーダーで動作させるのか?
それぞれの灯体に、番号を設定します。
今回はLED PAR363TRIをスタートアドレス1に設定してはじめます。
【LEDグループ1】PAR-363TRI×2(スタートアドレス:1)
【LEDグループ2】Brilliant×2 (スタートアドレス:4)
LED PAR363TRIは、3チャンネルで制御するので、Brilliantのスタートアドレスは「4」からになります。
【スモーク1】Z-1020 (スタートアドレス:8)
2台目までの合計が7チャンネルですので、スモークマシンのスタートアドレスは「8」からになります。
【スモーク2】Z-1020(スタートアドレス:8)
2台のスモークマシンを別々に操作したい場合のスタートアドレスは「9」。
【LEDグループ1】
LED PAR363TRI を操作するには
DMXコンソールのCH1〜CH3のフェーダー
【LEDグループ2】
Brilliant を操作するには DMXコンソールのCH4〜CH7のフェーダー
【スモーク1】【スモーク2】は同じスタートアドレスに設定しているので
CH8のフェーダーを上げることで、2台同時にスモーク噴射
簡易システムの出来上がりです!
ON/OFFやフェードイン/アウトなどを演出に合わせてスムーズに行うことができます。
またこのシステムの場合、全部でDMX 8CHを使用することになりますので、
DMXコンソールは8CH以上を持ったものを選べば良いわけです。
機種によっては、メモリー機能だったり、グループ制御機能、プリセットプログラムなど さまざまな便利な機能が搭載されています。
難しいようで、実はとっても簡単なDMX。
システムが複雑に見えても、基本はこんなものです。
より効率的に、もっと楽しく!
演出照明を取り入れていきましょう!!
簡単ですが、ご説明してきました。
それを踏まえて、今回はDMXを使って簡易システムを組んでみます
と、その前に..
そもそもDMXってなに??
DMXは
LEDライトだったり、ムービングヘッド、スモークマシンなど、
DMX対応の演出照明機器を一括操作する為の規格。
最大512chのデジタル信号を1本のケーブルで伝送。
512chのそれぞれを、0〜255の値で制御することができます。
DMXコンソールや、DMXソフトウェアを使用することが出来て
様々なバリエーションの演出を、
正確に、綺麗に、そして簡単に操作することが可能になります
現在の舞台照明の演出には絶対に欠かせないもの
それがDMXです。
ではDMXシステムを組んでみましょう
DMXの接続方法
DMXを正しく動作させるには各灯体のDMXスタートアドレスを正しく設定する必要があります。
DMX対応の照明機器の場合、灯体には必ずDMXチャンネルが決められています。
(チャンネル数は灯体・モデルによって違います。)
例えば..
これらのLEDライトとスモークマシンで最小システムをつくってみます。
①灯体をステージにレイアウト
灯体にはDMXの「IN / OUT」の差し込み口がありますので、
DMXケーブルで繋ぎます。
レイアウトに沿って灯体から灯体へと、順番は気にせずに、
いちばん近いルートで繋いでいきます。
②灯体のスタートアドレスを設定
レイアウトとDMXケーブルの接続が出来たら、
次に、コンソールの何番目フェーダーで動作させるのか?
それぞれの灯体に、番号を設定します。
今回はLED PAR363TRIをスタートアドレス1に設定してはじめます。
【LEDグループ1】PAR-363TRI×2(スタートアドレス:1)
【LEDグループ2】Brilliant×2 (スタートアドレス:4)
LED PAR363TRIは、3チャンネルで制御するので、Brilliantのスタートアドレスは「4」からになります。
【スモーク1】Z-1020 (スタートアドレス:8)
2台目までの合計が7チャンネルですので、スモークマシンのスタートアドレスは「8」からになります。
【スモーク2】Z-1020(スタートアドレス:8)
2台のスモークマシンを別々に操作したい場合のスタートアドレスは「9」。
【LEDグループ1】
LED PAR363TRI を操作するには
DMXコンソールのCH1〜CH3のフェーダー
【LEDグループ2】
Brilliant を操作するには DMXコンソールのCH4〜CH7のフェーダー
【スモーク1】【スモーク2】は同じスタートアドレスに設定しているので
CH8のフェーダーを上げることで、2台同時にスモーク噴射
簡易システムの出来上がりです!
ON/OFFやフェードイン/アウトなどを演出に合わせてスムーズに行うことができます。
またこのシステムの場合、全部でDMX 8CHを使用することになりますので、
DMXコンソールは8CH以上を持ったものを選べば良いわけです。
機種によっては、メモリー機能だったり、グループ制御機能、プリセットプログラムなど さまざまな便利な機能が搭載されています。
難しいようで、実はとっても簡単なDMX。
システムが複雑に見えても、基本はこんなものです。
より効率的に、もっと楽しく!
演出照明を取り入れていきましょう!!