舞台照明・音響機材のプロショップ【maskdb.com】ブログ : maskdB.com ステージ舞台照明基礎講座-13 DMXケーブル

皆さんこんにちは!! 【maskdB.com】山口です。
maskdB.com ステージ舞台照明　基礎講座、前回の更新からしばらく間が空いてしまい申し訳ありませんでした。その他の日常業務に追われておりました。気持ちを新たに基礎講座13回目をお届けしたいと思います。

今回はDMXケーブルについてのお話。
実際にDMXを伝送するケーブルはどのようなものなのかお話ししたいと思います。
実はDMX用のケーブルはマイクケーブルに非常によく似たのもで、XLRタイプの5ピン仕様の端子が採用されています。多くの場合は5ピンの中でグランドとマイナス、プラスの3ピンのみが使われて、これで512CHの伝送が可能です。そしてオプションの2ピンも使えば、なんと1024CHの信号を送れる事になります。

なお器材によっては、3ピンと5ピンの端子を両方備えているものもあります。卓などは5ピンが標準で、ムービングやストロボなどでは3ピンが多かったりと様々です。

Lite

5ピン端子しか付いていない卓や灯体だからといって5ピンのコネクターを備えたケーブルでないと使えないのか、というとそんな事は無く、弊社でも販売しております、3ピン-5ピンの変換コネクターを用いる事で通常どおりご利用頂く事が可能です。

Lite-Puter 『XLR-5M3F』864円(税込)

Lite-Puter 『XLR-3M5F』864円(税込)

CANARE203

ケーブル自体の構造としては、電線４本がアルミ箔でシールドされ、さらにシールド(グランド)で覆っています。これにより外来ノイズをカットできるので、器材の誤動作はかなり少ないのが現状です。
前述のようにDMXケーブルとマイクケーブルは非常ににているので、マイクケーブルで代用する事も可能なのですが、マイクケーブルだとどうしてもノイズが乗るので、機器の誤動作を招いてしまう結果になり得ます。できればマイクケーブルの流用は避けて、ちゃんとシールド加工の施されたDMXケーブルをご利用頂く事を強くオススメ致します!!

maskdB.comでは
プロの現場での使用にも耐えれるDMXケーブルを販売中!!
ケーブルにはCANARE(カナレ) 『DMX203-2P』を使いコネクターにはNEUTRIK 『NC3FXX』と『NC3MXX』を用いて長さは３mから、本数は1本からでもお作り致します。