こんにちは【maskdB.com】山口です。
大好評をいただいております連載企画、Moncha.NETマスター塾。

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前回までの内容で、セットアップから基本的な操作、アウトプットの設定方法をご紹介してきました。
第5回目となる今回は、レーザーショーを安全に行うには欠かすことのできないブライトネスマップを中心にご説明いたします。

ブライトネスマッピング

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バージョン4.0以降のMonchaソフトウェアには、ブライトネスマッピング機能が備わっています。観客エリアや、カメラのレンズなどへの危険なビーム照射を回避するために、エリアごとに明るさの強度を下げる設定を行う事ができます。
この機能は、レーザーを安全に運用するとても重要な機能です。

設定は非常に簡単です。
Areaセクションから[Add]を押し、マッピングエリアを追加します。ドラッグ/ドロップでマッピングエリアのサイズを変更する事ができます。エリアの上下左右の側面を個別に選択し、[Intensity]の値を設定します。

NOTE:各面を違う値で設定した場合、図のようにグラデーションになります。エリア全体を均一に設定する場合は、マッピングエリアの中央を選択し、Intensityの設定を行います。 


 
ハードウェアセッティング 
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Moncha.NETデバイスのハードウェア設定項目で、主に使用されるデバイスの最大画角を設定します。

これはソフトウェア/EtherNETモード/DMXモード、オートプレイモードにおいても反映されます。

また、ポジション/サイズ、4つのカラーチャンネル、X/Yのインバート設定を行う事もできます。 













ワークスペースのセーブ/ロード 

ワークスペース Workspaceには
・Banks
・1Show
・Output setting
が含まれます。メニューバー[File]から[Save]あるいは[Load]で実行します。


今回はここまで!!
ブライトネスマッピングはレーザーショーを安全に行う上では大変重要な設定項目です。
レーザー光線がプロジェクターやカメラのレンズに直接当ててしまうと簡単に機器は破損してしまいます。また、観客の目に入ってしまうと失明などの重大事故を起こす可能ですがありますので、ブライトネスマッピング機能は正しく安全に設定しましょう。
ブライトネスマッピングが完了したら、ワークスペースのセーブもお忘れなく!!

それでは次回もお楽しみに!!


 

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