こんにちは【maskdB.com】山口です。
Nicolaudie sunlite マスター塾 第9回目となる今回は、Scan Library編。 Scan Library Editorを使って灯体のフィクスチャーデータを作成し、Sunliteでコントロールできるようにして行きたいと思います。
Nicolaudie sunlite マスター塾 第2回で灯体をパッチする方法を解説しましたが、その際は 「Scan Library」内のフォルダーから灯体を選択してパッチする方法で説明を進めましたが、「Scan Library」内のフォルダー内に登録されていない場合はScan Library Editorを使って灯体のデータ(フィクスチャーデータ)を作成して行かなければいけません。
若干手間のかかる作業ですが、やり方は簡単です。
今回はSilver Star 「Indigo3000 XS」を用いてフィクスチャーデータを作成して行きましょう!!
フィクスチャーデータを作成するには、灯体のチャンネルシートという物が必要です。
上の画像は今回パッチするSilverStar 「Indigo3000XS」のチャンネルシートです。
各チャンネルに0-255の値で様々なファンクションが割り当てられています。
どのチャンネルにどんなファンクションが割り当てられているのか、また0-255の値の中にも細かくファンクションが割り振られている物もあるので、それらのファンクションも Scan Library Editorを使って登録していきます。
上がScan Library Editorを開いた画面です。
MacでScan Libraryを使用する場合は、 OS El capitan以降にのみ対応
El capitan以前のOSを使われている場合は、OSをEl capitan以上にアップデートして下さい。
まずはパッチする灯体のタイプを登録致します。
1.表示されているアイコンをクリック。
2.Fixtureタイプのアイコンを選択します。
3.今回はムービングヘッドのフィクスチャーデータを作成するので、3.のウィンドウから「Head」を選択し、以降の項目を出来る限り正確に数値を入力して下さい。
※Nicolaudie Magic 3D Easy Viewを用いて照明プランをシュミレートする際にはここで入力したデータが反映されます。
灯体の情報入力を終えたら早速チャンネルシートを元にフィクスチャーデータを作成して行きましょう。
Ch1はパンCh2はチルト になっていますので、上の画像のEffect typeの中からPANTILTのアイコンを画面右側Modeと書かれたウィンドウへドラッグアンドドロップします。
続いて3ch目はカラーとなっていますので、
1.カラーのアイコンをドラッグアンドドロップ。
2.四角で囲んだ箇所にビックリマークが点いています。これはカラーのセクションは0-255の値で複数のカラーを登録しないと行けないためビックリマークが点いているのです。
カラーだけに限らず、ゴボやその他のファンクションでもこのようにビックリマークが表示されますのでその時は、3. の▼印を クリックして0-255の値の中にどのファンクションが含まれているのかを入力して上げなければいけません。
設定したいカラーを1.のピッカーで選択。
2.のウィンドウに選択したカラーが表示されますので、2.を矢印の位置へドラッグアンドドロップ。
黒い四角で囲んだ箇所へ始まりの数値と終わりの数値を入力します。
以上の作業を繰り返して、必要な数値とカラーを設定して行って下さい。
続いて4ch目のゴボを設定していきます。
流れはカラーの時と同じです。
1.ゴボアイコンをドラッグアンドドロップ。
2.ゴボアイコンを選択して任意の柄をドラッグアンドドロップ。
3.チャンネルシート を確認すると4ch目の91以降の値は各ゴボのシェイクとなっています。
そう言った時は3.の箇所の四角にカーソルを合わせるとGobo Shakeと出てきますのでそこへチェックを入れます。
※横着なわたしはGOBO1 GOBO2と絵柄ではなく番号で選択して行きましたが、Magic 3D Easy Viewを用いてシュミレーションする際に選択したアイコンが表示されますので、出来る限り似た柄を選んで行く方がMagic 3D Easy Viewを用いた際にもより正確な臨場感を出す事が出来ます。
以上の方法でチャンネルシートに添って各数値を入力して行きます。
考えられるほぼすべてのアイコンを備えていますが、適当なアイコンが無い場合は?マークを選択し、内容を入力して下さい。
すべての入力が完了したらプロジェクトを保存して、フィクスチャーデータの作成は完了です。
ESA2を立ち上げて、
1.のアイコンをクリックしてScan Library Editorで作成したSilver Star Indigo3000XSのフィクスチャーデータを読み込みます。拡張子は.ssl2です。
2.INPORTEDのアイコンをクリックすると先ほど読み込んだSilver Star Indigo3000XSのフィクスチャーデータが認識されていますので、あとは以前説明したように必要な灯体の数と何Chからスタートさせるのかを設定して行って下さい。
以上でScan Library Editorの説明は終了です。
入力した数値がおかしかったりするとESA2側の操作と灯体が違う動きをしたりするのでフィクスチャーライブラリーの作成は間違いなく、出来る限りアイコン等も実機と近い物を選んで行く事が後々の管理や運用を非常にスピーディーに行えます。
初めは少々時間のかかる作業ですが、Sunliteを使って行くには避けては通れない作業の1つなので、しっかり覚えておいて下さい。
Scan Library Editorで作成したフィクスチャーデータはESA2のみならずSunlite Suite などその他のSunliteソフトウェアで使用可能です!!
それでは今回はここまで!!
次回はESA-PROの解説を初めて行きたいと思います。
ESA-PROでは時間軸上にシーンを割り当てたり、音楽ファイルと同期させたシーンを作成出来たりと、より実践的な機能を備えていますので、ESA2以上に様々な現場に対応可能です。
それでは次回もお楽しみに!!
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Nicolaudie sunlite マスター塾 第9回目となる今回は、Scan Library編。 Scan Library Editorを使って灯体のフィクスチャーデータを作成し、Sunliteでコントロールできるようにして行きたいと思います。
Nicolaudie sunlite マスター塾 第2回で灯体をパッチする方法を解説しましたが、その際は 「Scan Library」内のフォルダーから灯体を選択してパッチする方法で説明を進めましたが、「Scan Library」内のフォルダー内に登録されていない場合はScan Library Editorを使って灯体のデータ(フィクスチャーデータ)を作成して行かなければいけません。
若干手間のかかる作業ですが、やり方は簡単です。
今回はSilver Star 「Indigo3000 XS」を用いてフィクスチャーデータを作成して行きましょう!!
フィクスチャーデータを作成するには、灯体のチャンネルシートという物が必要です。
上の画像は今回パッチするSilverStar 「Indigo3000XS」のチャンネルシートです。
各チャンネルに0-255の値で様々なファンクションが割り当てられています。
どのチャンネルにどんなファンクションが割り当てられているのか、また0-255の値の中にも細かくファンクションが割り振られている物もあるので、それらのファンクションも Scan Library Editorを使って登録していきます。
上がScan Library Editorを開いた画面です。
MacでScan Libraryを使用する場合は、 OS El capitan以降にのみ対応
El capitan以前のOSを使われている場合は、OSをEl capitan以上にアップデートして下さい。
まずはパッチする灯体のタイプを登録致します。
1.表示されているアイコンをクリック。
2.Fixtureタイプのアイコンを選択します。
3.今回はムービングヘッドのフィクスチャーデータを作成するので、3.のウィンドウから「Head」を選択し、以降の項目を出来る限り正確に数値を入力して下さい。
※Nicolaudie Magic 3D Easy Viewを用いて照明プランをシュミレートする際にはここで入力したデータが反映されます。
Ch1はパンCh2はチルト になっていますので、上の画像のEffect typeの中からPANTILTのアイコンを画面右側Modeと書かれたウィンドウへドラッグアンドドロップします。
続いて3ch目はカラーとなっていますので、
1.カラーのアイコンをドラッグアンドドロップ。
2.四角で囲んだ箇所にビックリマークが点いています。これはカラーのセクションは0-255の値で複数のカラーを登録しないと行けないためビックリマークが点いているのです。
カラーだけに限らず、ゴボやその他のファンクションでもこのようにビックリマークが表示されますのでその時は、3. の▼印を クリックして0-255の値の中にどのファンクションが含まれているのかを入力して上げなければいけません。
設定したいカラーを1.のピッカーで選択。
2.のウィンドウに選択したカラーが表示されますので、2.を矢印の位置へドラッグアンドドロップ。
黒い四角で囲んだ箇所へ始まりの数値と終わりの数値を入力します。
以上の作業を繰り返して、必要な数値とカラーを設定して行って下さい。
続いて4ch目のゴボを設定していきます。
流れはカラーの時と同じです。
1.ゴボアイコンをドラッグアンドドロップ。
2.ゴボアイコンを選択して任意の柄をドラッグアンドドロップ。
3.チャンネルシート を確認すると4ch目の91以降の値は各ゴボのシェイクとなっています。
そう言った時は3.の箇所の四角にカーソルを合わせるとGobo Shakeと出てきますのでそこへチェックを入れます。
※横着なわたしはGOBO1 GOBO2と絵柄ではなく番号で選択して行きましたが、Magic 3D Easy Viewを用いてシュミレーションする際に選択したアイコンが表示されますので、出来る限り似た柄を選んで行く方がMagic 3D Easy Viewを用いた際にもより正確な臨場感を出す事が出来ます。
以上の方法でチャンネルシートに添って各数値を入力して行きます。
考えられるほぼすべてのアイコンを備えていますが、適当なアイコンが無い場合は?マークを選択し、内容を入力して下さい。
すべての入力が完了したらプロジェクトを保存して、フィクスチャーデータの作成は完了です。
ESA2を立ち上げて、
1.のアイコンをクリックしてScan Library Editorで作成したSilver Star Indigo3000XSのフィクスチャーデータを読み込みます。拡張子は.ssl2です。
2.INPORTEDのアイコンをクリックすると先ほど読み込んだSilver Star Indigo3000XSのフィクスチャーデータが認識されていますので、あとは以前説明したように必要な灯体の数と何Chからスタートさせるのかを設定して行って下さい。
以上でScan Library Editorの説明は終了です。
入力した数値がおかしかったりするとESA2側の操作と灯体が違う動きをしたりするのでフィクスチャーライブラリーの作成は間違いなく、出来る限りアイコン等も実機と近い物を選んで行く事が後々の管理や運用を非常にスピーディーに行えます。
初めは少々時間のかかる作業ですが、Sunliteを使って行くには避けては通れない作業の1つなので、しっかり覚えておいて下さい。
Scan Library Editorで作成したフィクスチャーデータはESA2のみならずSunlite Suite などその他のSunliteソフトウェアで使用可能です!!
それでは今回はここまで!!
次回はESA-PROの解説を初めて行きたいと思います。
ESA-PROでは時間軸上にシーンを割り当てたり、音楽ファイルと同期させたシーンを作成出来たりと、より実践的な機能を備えていますので、ESA2以上に様々な現場に対応可能です。
それでは次回もお楽しみに!!
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