こんにちは【maskdB.com】山口です。
大好評をいただいております連載企画、Moncha.NETマスター塾。
前回までの内容で機器のセットアップからレーザーを照射するまでを説明してきました。
第3回目となる今回は、Moncha.NETの基本的な使い方を解説していきます!!

top

1
メインプログラムは主に4つのセクションに分かれています。

Banks : シーンが収納されたバンク
Show : タイムラインにシーンを貼り付けてショープログラムの作成が可能。MP3に同期させることもできるほか、MTCでの制御も可能。
Draw Settings : 再生されているシーンの設定と、プレビューのセクション
Moncha LaserMatrix : レーザーマトリクスモジュール。複数台のMoncha.NETデバイスとレーザープロジェクターを使用する際には、強力なツールとなります。

Banksセクションは主にライブレーザーショーのために使用されます。任意のシーンをクリックすることで、レーザー出力されます。
また、PCのキーボードにも割り当てられています。各シーンの名前の先頭に割り当てられているキーが表示されています。特にスペースキーは選択したシーンの解除キーとなりますので覚えておくと良いでしょう。

2選択されているシーンは、Settingsセクション上部のプレビューに表示されます。
プレビューウィンドウでは、マスターポジションの設定にも使用します。
プレビューウィンドウ上でマウスをドラッグ/ドロップすることで、描画位置を変更することができます。








3
Settingsセクションには、いくつかの設定可能なスライダーとボタンが配置されています。

Playing/Paused : シーンのポーズ(ストップ)とブレイキング(再生)のボタンです。キーボードではtabキーに割り当てられています。
< / > : アニメーションの再生方向を切り替えます。キーボードでは【と、】のキーに割り当てられています。
Animation speed : アニメーションスピードの設定
Matrix speed : マトリクスエフェクトのスピード設定
Size : 描画サイズ
Brightness : アニメーション全体の明るさの設定
Scanrate  : コンテンツの描画スピードを設定します。

終わりの見えないパーティーのオート機能

長時間に及ぶイベントの場合、オペレーターもずっとPCと向かい合うことになってしまいます。そういった現場では、Autopilot機能を使うことで、任意のBankとシーンを自動で再生していくことが可能になります。

Autopilotモードに切り替えるには、ツールバーにある時計のアイコンをクリックするか、メニューバー【Tools】から【Autopilot settings】を選択します。

4


オートパイロットの詳細設定を行うには、右隣の時計アイコンをクリックするか、メニューバー【Tools】から【Autopilot settings】を選択します。

5

オートパイロットで使用したいBankにチェックを入れ、シーンを選択します。

Effect duration
このスライダーでシーン間の時間を設定します。


言語の変更
ソフト内で使用されるオペレーション言語の変更が可能です。
最上部メニューバー【Settings】から【Language】日本語を含む8ヶ国語から選択します。



駆け足で、Moncha.NETのGUIの解説を行いました。
以外とシンプルに機能が盛り込まれているのをご理解いただけたのではないでしょうか!?

次回は音楽と同期させていく方法や、レーザーショーを安全に行うには欠かせない、ブライトネスマッピングの機能などをご紹介いたします!!

それでは次回もお楽しみに〜!!


SHOWTACLE(ショータクル)
ILDAインターフェース『MONCHA .NET』
101646369
販売価格 : 98,000円(税込)
→ http://maskdb.com/?pid=101646369 

 
mailmagazine@
AD8SP

Q15

LGP30:banner

zoom7

【新発売!!】

 ハイコストパフォーマンス NEU モバイルPAシリーズ !!

NEU_PA